アイソメ図とは

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アイソメトリック図法という特殊な図法で描かれたイラストをアイソメトリック図、あるいはアイソメ図と呼びます。パーツカタログや組み立て要領書などに使用されるテクニカルイラストの多くが、この図法で描かれています。等角図あるいは等角投影図ともいいます。

立体を斜め上からの視点で描き出すことで3面を一度に見ることができます。描き方には厳密なルールがあり、X軸、Y軸、Z軸を120度間隔の等角で描き、軸に平行となる線はすべてその角度を維持して描きます。さらにモチーフの寸法(比率)も維持します。

すると下図のとおり、視点からの距離に関係なく、各部の寸法が維持された遠近感の無いイラストになります。パーツカタログなどに見られる分解図には、様々な部品の位置関係や大きさの対比が正確に描かれている必要があるため、多くの技術資料ではアイソメ図が使用されています。

あいわーくすは長年にわたってアイソメ図を作成してきたエキスパートです。図面データはもちろん、手書きの図面や製品の実物からも高精度なアイソメ図を作成いたします。




近年ではその図法が生み出す独特の世界観から、プロモーションイメージとしても使用されることが増え、イラストの表現方法としても人気がある図法です。アイソメ図を活用したイラストの作成について、お気軽にお申しつけください。

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ルールが厳密に定められているアイソメ図だからこそ、図面を元に誰でもアイソメ図を描くことができます。

アイソメ図の描き方 入門編
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